からす
好きです。 けっこう大好きな部類です。
からすと人間が仲良しなんて、
『魔女の宅急便』でしかあり得ない話、なんて思わないで下さい。
「かー子さん」という(小学生の頃、勝手に名づけた)からすがいます。
彼女はあるとき、番になって現れ、そしてあるとき、娘を連れてやってきました。
その娘からすは両親について飛んでくるものの、まだ飛行に安定感がありません。
バタバタと必死な感じがまた可愛らしいのですが。
首のところがまだフワフワの柔らかい毛で、小さくって、本っ当に可愛い(^∀^)
この前実家に帰ったときのことです。 玄関を開けると、木の実がいっぱい生った、
小さな木の枝がありました。 そこに落ちている、というより、丁寧に置かれた感が
あったので、周りを見渡すと、電線の上に、娘からすがちょこんと座っていました。
どうやら、こちらの様子を窺っているようです。
「これ、あなたが持ってきてくれたのね。ありがとう。」と言うと、首を傾げ、
まんざらでもない様子。 今度はわたしの父に同じことを言わせ、飛んで行きました。
お父さんお母さんから離れ、ひとりで遊びにきたのでしょう。
「かー子さん」の時代から、よく物を貰いました。
実家で飼っていた犬の毛が生え変わる季節になると、
口ばしに抱えきれないほどの毛をくわえて、飛んで行きました。 越冬の準備です。
次の日には必ず何か、玄関の前に置いてありました。
五寸釘の日もありました。 彼らにとって光り物は宝ですから、とても嬉しかったです。
田舎のからすには愛嬌があります。
この前、都会のからすに話しかけてみたら、ビックリして飛んで行ってしまいました。
からすは本当は義理人情の厚い生き物なんです。
『ふくろうのそめものや』は間違っています。
彼らを悪役にしてしまったのは、人間ですよ。
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