アイヌの夕べ
昨日、友人と、ICC(国際コミュニティセンター)
「アイヌの夕べ」という催しに参加してきました。
ゲストスピーカーに文化のお話を伺ったり、
アイヌの歌を歌ったり、「シト」というお団子を食べたりしましたが、
一番胸打たれたのは、「ムックリ」という楽器の音色でした。
木製の携帯が簡単な小さな楽器で、口に銜えて紐を引っ張りながら
「ビヨーン」とも「ベーン」とも何とも形容し難い音色を奏でるのですが、
恋人のお家の前でそれを奏でると、(奏でるひとによって音が違うので)
恋人は「あっ○○ちゃん!」と察知し、お家から出てきてくれるのだそう。
怖い親父さんにデートの許可を貰わなくても、二人会うことができたんです。
なぁんて、素朴ながらも胸キュンなお話がありました。
さて、話はブッ飛びますが、わたしが歌舞伎を頻繁に観るようになったのは、
勘太郎さんラヴのお陰です。 彼の著書『歌舞伎の名セリフ』の中に、こんな
箇所があります。 『生写朝顔話』の解説。 「携帯電話ですぐにつながって
しまう時代だからこそ、すれ違いの恋にあこがれるのかな。」(p41)。
確かに! すれ違いの恋って、できることならしたくないですが、物語になる!
恋人から返信なくてイライラしてる現代人の恋愛は、レベル低い感じもします。
話戻します。 わたしは小学校の修学旅行が北海道で、昭和新山の麓にある
アイヌ村に行ったことがあったり、国語の授業で知里幸恵(「アイヌ神謡集」)に
ついて習ったことがあって、何となくアイヌについて知ってる気でいました。
当時は、かつて「和人」がアイヌにしたことなど知らず、と言うか、レクチャーが
あったかも知れませんが、小学生の頃のわたしの頭には難し過ぎたのか、
問題意識を持って、その地を訪れはしませんでした。
またアイヌに触れる機会が持てたのだから、今度は正しい理解をしたいです。
参考 : 中村勘太郎 『歌舞伎の名セリフ』 光文社、2002年
トラックバック(0)
このブログ記事を参照しているブログ一覧: アイヌの夕べ
このブログ記事に対するトラックバックURL: http://blog.waseyobi.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1893
