寄宿舎同盟(笑)
「オンニ、お腹空いてませんか?」。 ガッツリ夜ご飯を食べたのに、小腹が減る深夜。
こんな電話に、わたしはニヤケる。 「チキン頼もうと思うんですけど、オンニも一緒に」。
二つ返事で誘いに乗る。 アツアツのチキンを頬張りながら、駄弁る。 ザ・至福の時。
息が詰まりそうな試験期間中は特に、この黄金のような時間が、たいそう有難い。
「もう夜中の二時なんですけど」。 他の寮生から苦情が来る程、大盛り上がり。
このチキン、注文する時、店員さんが「かなり辛い」と言ってくれたのを、聞かなかった。
翌日、一日中、肛門様がお怒りになって、トイレに行きまくったのも、いい思い出だ(笑)
―― ――
「オンニ、オンニ」と慕ってくれる後輩たちが可愛くて、 わたしの中に眠っていた、
「オンニ」としての意識が覚醒した。 ちょっとは「姉貴」としての腕を揮いたかった。
チキン集会の二日後、誕生日を前日に控えた後輩を祝おうと、ケーキを買って帰った。
日付けが変わった午前0時、チキン集会をやった場所に集合。
こんな時間にお祝いできるのも、寮生活ならではではないか。 しかも超ラフな格好で。
今度は迷惑にならないよう、静かに駄弁った。
―― ――
一年かけて築き上げてきた、いい関係。 もう一年ここにいれたなら、どんなに最高か。
もう直ぐ帰国かと思うと、余計に一分一秒がいとおしいのだ。。。
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