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入試トリビア: 2008年6月アーカイブ

どこの大学でしょう?

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学生のみなさんとのやりとりの中で見つかった、入試問題や入試制度のtrivialな知識を紹介します。「実用価値」より「あぁそうですか、と息抜きしてもらう」ための紹介ですので、念の為。

次の問題の「出典大学」はわかりますか。

与えられた語群からもっとも適当なものを用いて、日本文の意味を表す英文を完成し、用いた語、あるいは語句の番号を解答用マークシートにマークしなさい。
中には入学すればほぼ全員が卒業できる大学もあるそうだが、わが校は断じてそうはいかない。
In some universities, (     ) (     ) (     ) (     ) (     ), I hear, but (     ) (     ) (     ) (     ) our university.
1. absolutely not     2. almost     3. everyone     4. gets in
5. graduates     6. it is     7. the case     8. who     9. with

(In some universities,) almost everyone who gets in graduates (, I hear, but) it is absolutely not the case with our university. (2-3-8-4-5 / 6-1-7-9)
case : 実情   be the case with A : Aの場合そう(実情)である

進級・卒業に厳しいイメージの大学は...。東京理科大学(この問題は2000薬学部)です。大学側もこの伝統を自負しつつ、受験者(勉強する学生)には敬遠して欲しくないと考えている様子があるようです。東京理科大のHPには受験者用のQ&Aに「わざわざ」こんなコメントがあります。

Q 東京理科大学は、落第が多いと聞いていますが、進級率はどれくらいですか。

まずは「伝統への自負」
A 東京理科大学の前身東京物理学校時代、入学者は全員無試験で入学できましたが、実力のない者は進級・卒業できないというユニークで厳格な教育システムをとっていたため、世間では「落第大学」として知られていました。現在、(中略)その当時ほどの厳しさはありませんが、少々ピリカラの進級制度があるのは事実でしょう。しかしながら、この実力主義の校風は社会から高く評価されているのです。

理科大が無試験だったというのは驚きですね。HPには「第一回の卒業生は入学者70名に対してわずか1名(卒業率1.4%)」だったという記事もあります。

次に「学生への配慮」
(A の続き)(中略)いずれの学部でも通常の勉学を続けていれば進級や卒業ができないということはありませんので心配しないでください。
大学パンフレットのQ&Aにもこんなくだりがあります。
Q 東京理科大学は、落第がたいへん多いと聞いていますが、みんなについていけるでしょうか。(以下略)
A 入学後まじめに勉強していれば心配する必要はありません。(以下略)

大学側も一昔前とは勝手が違うと感じているのかもしれません。実は上記の問題の直後には、こんな問題が(対になって?)並んでいます!

とはいえ、わが校の学生も昔とはまったく違う。
Our students, however, are not quite (     ) (     ) (     ) (     ) (     ) (     ).
1. be     2. different     3. from     4. olden times
5. they     6. used to     7. were used to     8. what

(Our students, however, are not quite) what they used to be from olden times. (8-5-6-1-3-4)
what A used to be : 以前のA
(空欄の前が"not"となっていますから"different from"は使えませんね)

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